WBC決勝　村上の一発！

おはようございます。ヤクルトけんちゃんです。

WBCで日本が優勝しました。
日本中が（特にマスコミが）大騒ぎです。
決して勝つべくして勝ったというわけではなく、栗山監督が自信をもって4番に据えた村上選手が予選リーグでは絶不調でした。大谷選手と並ぶ2枚看板のはずのダルビッシュ投手は変化球の切れが悪いのか、最初から最後まで調子の上がらないままでした。
逆に大谷選手は前評判通り（以上？）の投打にわたる大活躍で、そのセーフティバントが話題になったり、決勝では9回のマウンドに立ち、1点差の場面を抑えMVPになり、まさに今大会の話題を独り占めという感じでした。
WBC開幕前には日本での知名度の薄さから、私も「ヌートバーってどんな選手？」なんてブログを書いていたくらいでしたが、侍Jの1番センターに座り、ハッスルプレーと予選リーグで快打を飛ばし、その「ペッパーミル」が侍Jにも伝染し、高校球児も甲子園でやって審判に怒られるなんてちょっとした社会現象になるくらい、ある意味前半の話題ではNo1でした。
その元気ボーイのヌートバーも決勝ラウンドでは当たりが止まりました。
ヌートバーの逆が村上選手です。予選リーグではさっぱりで、4番から5番に降格されて呪縛が解けたか、準決勝の決勝打、決勝では同点ホームランと最後に盛り上げてくれました。
「国際試合に強い」なんて栗山監督のわけのわからん買い被りで調子が悪いままWBCに駆り出された山田哲人選手は準決勝では2安打を放ちましたが、過去の国際試合のように試合を決める一発は出ないまま終わりました。

今回の侍Jの経過を見てみると一目瞭然ですが、予選ラウンドと決勝ラウンドの対戦相手の力の差です。
申し訳ありませんが予選ラウンドの対戦相手は一枚も二枚も力が落ちるため、采配など関係なく投手陣も相手を抑え込み、打撃陣も打ちまくれたわけです。このような展開ですから4番村上選手や7番山田選手がノーヒットでも勝つことができたわけです。
当たり前ですが決勝ラウンドの相手はメキシコもアメリカも多くの現役メジャーリーガーを並べ、一筋縄ではいかない相手でした。ここに村上選手の覚醒が間に合ったのは大きかった。
そして途中から4番に座った吉田選手の活躍は大きかった。メジャー挑戦が失敗に終わった秋山選手タイプかと危ぶんでいたのですが、この吉田選手は米メジャーでも立派に通用しそうです。
今回トータルで見ると村上選手より下位に座った分だけプレッシャーが少なかったのか岡本選手の活躍も目立ちました。
これで今シーズンの村上VS岡本のホームラン・打点争いも見ものになります。
ということでWBC日本優勝おめでとうございます。

昨日のヤクルトーDeNAのオープン戦は2‐0と盛り上がりの少ない試合でした。
そんな中でヤクルト先発の小澤投手が5回、60球を投げ、1被安打、2与四球で無失点と上々の出来でした。
DeNA打線も宮崎・牧がおらず、桑原は代走のみの出場で、佐野も元気なく、迫力に欠けてはいたのですが、小澤投手取り合えず先発合格です。
昨日は並木選手が2安打、1盗塁と生き残りをかけて必死です。これは武岡選手も同様です。（1安打）

WBC組も帰国します。山田・村上・中村は開幕から一軍ベンチのようです。
いよいよ開幕まであと1週間です。

上記数字は各選手個人のWikipedia及びyahooスポーツの成績等を参考にさせていただいています